光学単位について|電子部品、機構部品の技術商日本ミック株式会社

光学単位について

光学単位とそれぞれの関係についてご紹介致します。

単位は[𝑙𝑚](ルーメン)です。
LED光源から放射された光エネルギーの総量(総和)であり、人間が感じる明るさを表す指標の一つです。照明用LEDの特性を表すのに適しています。

単位は[𝑐d](カンデラ)です。
LED光源から放射された光エネルギーの内、ある方向(立体角[𝑠𝑟：ステラジアン]内)へ放射される光エネルギー量です。

立体角(ω(𝑠𝑟)：ステラジアン)は、

で定義され、

で定義されます。

右図の円錐の内側を通る光エネルギーの総量(総和)ですので、特定方向の明るさを表すのに適しています。

単位は[𝑙𝑥]（ルクス)です。
机や部屋(床)など、照らされる側で測定される明るさの指標で、測定対象の単位面積当たりに入射する光束として、

で定義されています。

単位は[𝑐𝑑/𝑚²]（カンデラ毎平方メートル)。
光度は、光源を点として考えていますが、輝度は、光源に面積があるものとして、
単位面積当たりの光度として

で定義されています。

ディスプレーのように面で発光する製品での指標として適しています。

光学単位について